私は星を見るのが趣味です．以前は富士山の太郎坊等へ天体望遠鏡を持って行って，星を見たりすることが多かったのですが，子供が生まれてからはなかなか出掛けることができません．そこで自宅のベランダに天体望遠鏡を置いて，ここで観測をしています．自宅は川崎市多摩区にあり，周りは梨畑などもある比較的のどかな場所ではあるのですが，星を見るのには都会の光があまりに強く，とても十分満足のいく観測はできません．
ところが最近冷却CCDカメラというものが我々の手にとどく値段で手に入るようになって，状況が変わってきました．特にADコンバータに16bitのものを採用した冷却CCDカメラは，都会の光があっても，それを画像処理で取り除くことをある程度可能にしているのです．つまり冷却CCDカメラを使えば都会でもある程度の観測が可能になったのです．
そこで私は1996年の年末にMeadeのPictor416というKodak KAF400というCCDを使ったCCDカメラを入手し，使用を始めました．
しかし仕事も忙しくなかなか思ったように星を見ることができないのが現状です．
Last update: Jun 02 2001