Pictor416XTとPictor216XTとの共存

MeadeのPictorシリーズを使うにはPictorViewXTというソフトを使います(これはミードのwebページから最新版をダウンロードできます．)．このPictorViewXTはWindowsのディレクトリ(例えばC:\Windows)にPICTOR.INIファイルを作成し，ここに各種設定を保存します．ところがPictor416XTとPictor216XTを同時に使用しようとすると，設定ファイルの内容が競合してしまってうまく使えません．この問題を回避する方法は次の2つです．

DOSPVIEWを使う

Pictor416XTをPictorViewXTでコントロールし，Pictor216XTをMS-DOS上で動くPictor208/216用コントロールソフトを使う方法です．DOSPVIEWはMeadeのWebページからたどることができます．

PVIEW.EXEを使う名前でコピーする．

最近MAPUGというメーリングリストで公表された裏技です．PictorViewXTは起動時に起動ファイル名と同じ名前のINIファイルをWindowsディレクトリから読み込みます．つまりPICTOR.EXEというファイルを起動するときにC:\Windows\PICTOR.INIを読み込むわけです．そこでPICTOR.EXEをPICTOR216.EXEという名前でコピーすれば，PICTOR216.EXEを起動する際にC:\Windows\PICTOR216.INIを読み込むようになります．これでPICTOR.EXEとPICTOR216.EXEを同時に起動し，別々の設定をすることが可能になります．ただしPC起動前にPictor416/216を起動・接続しておく，Pictor416をコントロールするファイルを先に実行するなどしないと，若干の不具合があるようです．

使用機材にもどる

TOP | 天文 | Link

mailto:

Last update: Jun 12 2000